ホームページから問い合わせが来ない7つの原因と解決策【札幌の中小企業向け】
公開予定日: 2026-03-17
ターゲットKW: ホームページ 問い合わせ 来ない / HP 問い合わせフォーム 改善
文字数目安: 3,000〜4,000字
内部リンク先: /sapporo-homepage/(ピラー)
---
ホームページを持っているのに、問い合わせがまったく来ない。せっかく費用をかけて作ったのに、1件も反応がない——そんな悩みを抱えていませんか?
実は、問い合わせゼロのホームページには共通した「7つの原因」があります。この記事では、inankl がこれまでに診断してきた中小企業のホームページで実際に見つかった問題を元に、原因と解決策を具体的に解説します。
---
ホームページから問い合わせが来ない根本原因は何ですか?
ホームページから問い合わせが来ない最大の原因は、「見込み客が問い合わせをする動機」と「問い合わせしやすい導線」の両方が欠けていることです。技術的な問題(SEO・表示速度)と心理的な問題(信頼性・CTA)が複合して問い合わせゼロを引き起こすケースがほとんどです。
以下に、最も多く見られる7つの原因を優先度の高い順に解説します。
---
原因①:問い合わせへの誘導(CTA)がないか、分かりにくいのではないですか?
CTAが不在または目立たない位置にあるホームページでは、サービスに興味を持った訪問者が「次に何をすればよいかわからない」まま離脱します。問い合わせを増やすための最も即効性が高い改善は、CTAボタンを目立つ位置に設置することです。
CTAとは「Call to Action」の略で、「お問い合わせはこちら」「無料相談を申し込む」といった、ユーザーに次の行動を促すボタンや文章のことです。
inankl がこれまでに診断したホームページのうち、半数以上でCTAボタンが見つかりにくい状態になっていました。具体的には、「お問い合わせページへのリンクがトップページのフッターにしかない」「ボタンの色がページの背景と似ていて目立たない」「スマートフォンで見るとボタンが画面外に隠れてしまう」といった状態です。
解決策: 各ページの折り返し(スクロールしなくても見える位置)に「お問い合わせ」ボタンを配置しましょう。ボタンは周囲の色と対比のある目立つ色を使い、「今すぐ相談する」「無料で見積もりを依頼する」など、行動を具体的に伝えるテキストにすることが重要です。
---
原因②:そもそもGoogleに見つけてもらえていないのではないですか?
SEO設定が未実施のホームページは、Googleの検索結果に表示されず、潜在顧客にそもそも見てもらえていません。問い合わせが来ない原因がアクセス数ゼロにある場合、CTAや信頼性より先にSEO基本設定の対応が必要です。
ホームページが存在していても、検索エンジンに正しく認識されていなければ、誰にも見てもらえません。これがSEO(検索エンジン最適化)の問題です。
よくある状況として、ページのタイトルが「会社名のみ(例:株式会社〇〇)」になっているケースがあります。「札幌 ○○サービス」のような、地域名+サービス名のキーワードを含めないと、そのサービスを探している人に表示されません。また、Googleの管理ツール(Search Console)にホームページを登録していない、URLが古いまま変更されたがリダイレクト設定をしていない、といった基本的な設定漏れも頻繁に見受けられます。
解決策: まずGoogle Search Consoleにホームページを登録し、インデックス状況を確認しましょう。次に、各ページのタイトルタグに「地域名+サービス名」を含めるよう修正します。SEO対策の具体的な手順については、「[小さな会社のホームページSEO入門 — 7ステップ]」で詳しく解説しています。
---
原因③:スマートフォンで正しく表示されていないのではないですか?
スマートフォン非対応のホームページは、訪問者の大半が使うデバイスで閲覧できないため、問い合わせ機会を大幅に失っています。Googleの評価基準もスマホ表示を優先しているため、SEO順位にも悪影響を及ぼします。
現在、Googleはスマートフォン表示を基準にサイトを評価しています(モバイルファースト・インデックス)。スマートフォンで見づらいホームページは、検索順位が下がるだけでなく、訪問者がすぐに離脱してしまいます。
確認すべきポイントは主に3つです。①文字が小さく読めない、②ボタンやリンクが指で押せないほど密集している、③横スクロールが発生してレイアウトが崩れている——これらのいずれかに該当する場合は、スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)が不十分な可能性が高いです。
解決策: Google の無料ツール「PageSpeed Insights」にURLを入力すると、モバイル対応状況を簡単に確認できます。スコアが50未満の場合は、制作会社への改修依頼を検討してください。
---
原因④:最終更新が数年前のまま放置されていないですか?
更新が止まったホームページは、訪問者に「この会社はまだ営業しているのか」という不信感を与え、問い合わせの心理的ハードルを上げます。Googleも更新頻度をサイトの活性度指標として評価しています。
ホームページが長期間更新されていないと、訪問者に「この会社はまだ営業しているのか?」という不信感を与えます。Googleのアルゴリズムも、更新が止まったサイトの評価を下げる傾向があります。
inankl がこれまでに相談を受けた事例では、「制作会社に依頼して作ってもらったが、その後の更新方法を教えてもらえず、5年間そのまま」というケースが複数ありました。とくに飲食店や小売業では、営業時間・定休日の変更情報が古いまま掲載され続けることで、機会損失が発生していました。
解決策: 最低でも3ヶ月に1回は何かしら更新する習慣を作りましょう。「スタッフのひとこと」や「最近の施工・制作事例」など、社内で用意しやすいコンテンツから始めると続けやすいです。自社での更新が難しい場合は、外部への更新代行も選択肢のひとつです。更新サポートを含む月額制ホームページについては「[ホームページ更新・運用外注のメリット]」で詳しく解説しています。
---
原因⑤:問い合わせフォーム自体が壊れていたり、使いにくくなっていませんか?
フォームの送信エラーや入力項目の多さが原因で、問い合わせが来ていても届いていない・途中離脱しているケースが少なくありません。フォームは月に一度、必ず送信テストで動作確認することが基本です。
これは見落としがちですが、実際には非常に多いケースです。フォームの送信ボタンを押しても「エラーが発生しました」と表示され、実は送信できていない——という状態のまま何ヶ月も気づかれていないホームページが存在します。
inankl がホームページ診断を行った際、問い合わせフォームが機能していないことをオーナーが知らなかったというケースが少なくありません。また、「名前・住所・生年月日・業種…」など入力項目が多すぎて、途中で送信をあきらめてしまうユーザーも多く見られます。
解決策: 月に一度は自分でフォームを実際に送信してみて、メールが届くかを確認しましょう。入力項目は「名前・連絡先・相談内容」の3つに絞るだけで、問い合わせ率が上がるケースがほとんどです。
---
原因⑥:会社・サービスへの信頼性が伝わっていないのではないですか?
担当者の顔・実績・お客様の声がないホームページでは、訪問者が「本当に信頼できる会社か」を判断できず、問い合わせをためらいます。費用ゼロで今すぐ追加できる最も効果的な施策は、担当者の顔写真と名前の掲載です。
ホームページを訪問したユーザーが問い合わせを決意するには、「この会社なら安心して任せられる」という信頼感が必要です。この信頼性を伝える要素が不足していると、興味を持った訪問者も問い合わせに至りません。
信頼性を高める要素として特に効果的なのは、①担当者・代表者の顔写真と名前の掲載、②過去の施工・制作事例(ビフォーアフターや数値での成果)、③お客様の声・口コミ(許可を得たもの)、④資格・認定・所属団体の記載、の4点です。これらがないホームページは、サービス内容が同じでも信頼度で差がつきます。
解決策: まず代表者または担当者の顔写真と簡単なプロフィールを掲載するところから始めましょう。費用ゼロで今すぐ追加できる最も効果的な信頼性向上策です。
---
原因⑦:ページの表示が遅く、訪問者が離脱していないですか?
ページの読み込みに3秒以上かかると約50%のユーザーが離脱します。問い合わせページにたどり着く前に離脱されていれば問い合わせはゼロのまま。Google PageSpeed Insightsでスコアが50未満なら早急な対応が必要です。
ページの読み込みに3秒以上かかると、半数以上のユーザーが離脱すると言われています。せっかく訪問してもらっても、読み込みを待てずに離脱してしまっては問い合わせにはつながりません。
表示速度が遅くなる主な原因は、画像ファイルのサイズが大きいまま(最適化されていない)、使っていないプラグインが大量にインストールされている(WordPress の場合)、サーバーのスペックが低い、の3点です。
解決策: Google の「PageSpeed Insights」でスコアを計測しましょう。スコアが50未満の場合は早急な対応が必要です。画像ファイルのWebP形式への変換は、自分でも比較的対応しやすい改善策です。
---
7つの原因を確認したあと、どこから改善すればいいですか?
原因が複数見つかった場合、すべてを一度に改善しようとすると大変です。以下の優先順位で着手することをおすすめします。
自分でできる(今日から着手可能)
- 問い合わせフォームの動作確認(送信テスト)
- CTAボタンの設置・改善
- 代表者/担当者の顔写真と名前の追加
制作会社に依頼すべき
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)の改修
- ページ表示速度の改善
- SEOタイトル・メタディスクリプションの最適化
特に「フォームの動作確認」と「CTAの追加」は今日中に確認・対応できる施策です。費用ゼロで問い合わせ数に最も直結するため、まずここから着手してください。
---
よくある質問
問い合わせフォームはどこに設置するのが正解ですか?
答え: 最も効果的な設置場所は、各ページの最下部と、固定ヘッダー内の2箇所です。
特に重要なのは「各ページの最下部」です。ユーザーがコンテンツを読み終わった直後に問い合わせボタンがあると、最も自然な流れで問い合わせを促せます。加えて、スマートフォンでスクロール中も常に見えるフッター固定ボタンが効果的なケースもあります。
問い合わせが増えないのはホームページのせいでなく、集客自体の問題ではないですか?
答え: その可能性も十分あります。確認方法としては、Google Search Console でホームページへの月間クリック数(訪問者数)を確認してください。
- 訪問者数が月100人未満 → SEO・集客の問題が主因
- 訪問者数が月100人以上なのに問い合わせゼロ → ホームページのCTA・信頼性・フォームの問題が主因
この2つは原因が異なるため、対策も変わります。訪問者数が少ない場合はSEO対策、訪問者数はあるが問い合わせがない場合は本記事の7つの原因を中心に改善を進めましょう。
自分では改善が難しい場合、どうすればいいですか?
答え: 改善項目が技術的で自社対応が難しい場合は、ホームページ制作会社への相談をおすすめします。
その際、単に「リニューアルしてほしい」だけでなく、「問い合わせを増やしたい」という目的を明確に伝えることが重要です。目的を共有した上で対応してくれる会社を選ぶと、より効果的な改善につながります。
---
まとめ:問い合わせが来るホームページに変えるための第一歩
ホームページから問い合わせが来ない原因は、「CTAの不在」「SEO未設定」「スマートフォン非対応」「更新停止」「フォームの不具合」「信頼性の不足」「表示速度の遅さ」の7つに集約されます。
すべてを一度に改善する必要はありません。まず今日、「問い合わせフォームの送信テスト」と「CTAボタンの確認」の2つだけ実施してみてください。それだけで状況が大きく変わることがあります。
ホームページそのものを問い合わせが来る設計から作り直したい場合は、[札幌でのホームページ制作について詳しく解説したガイドページ](/sapporo-homepage/)をあわせてご確認ください。inankl では「ネット看板」として月額0円で持続可能なホームページ制作・運用サポートを提供しています。
→ [inankl に相談する](https://inankl.co.jp/contact/)
---
最終更新: 2026-03-08 | 著者: 石井 伶旺(inankl株式会社 取締役CTO) | 関連: [ホームページ制作 札幌の完全ガイド](/sapporo-homepage/)