ホームページ制作会社の選び方──失敗した話から学ぶ5つのチェックポイント
ターゲットKW: ホームページ制作 選び方
想定読者: HP制作を検討中の札幌の中小企業経営者・担当者
この記事でわかること: 実際にあったHP制作の失敗事例3例と、後悔しない制作会社の選び方5つのポイント。発注前に確認すべき具体的なチェック項目もまとめています。
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よくある「制作会社選び失敗」パターンとは何ですか?
制作会社選びの失敗は「安さ重視」「実績未確認」「契約書なし」の3パターンに集中します。inankl の支援現場に相談が来た実際の失敗事例をもとに、3つの典型例とその教訓をご紹介します。
[→ 問い合わせゼロHPの改善方法を先に読む](#)
失敗事例①:制作後に自社で更新できなくなったケース
制作会社に依頼して完成したHPが独自CMSで構築されており、テキストを1行変えるだけでも「別途対応費用」が発生する仕組みになっていました。社内スタッフが自力で更新しようとしても操作方法が不明で、公開後わずか2ヶ月でHP更新が完全ストップ。「作ったままのHP」が3年間放置される結果になりました。
チェックすべき質問: 「制作後、自社のスタッフが更新できますか?」「使用するCMSは何ですか?」
失敗事例②:問い合わせフォームのないHPを作られたケース
デザインは洗練されていたものの、問い合わせフォームが設置されておらず、電話番号もフッターの小さなテキストのみ。公開後6ヶ月、Webからの問い合わせはゼロ件でした。制作会社側はデザイン制作のみを担当しており、「集客導線の設計」は依頼内容に含まれていないと認識していたことが発覚。
チェックすべき質問: 「問い合わせ動線の設計は仕様に含まれますか?」「CTAボタンの設置はどの段階で対応しますか?」
失敗事例③:契約書なしで制作会社が連絡不通になったケース
「知人の紹介だから大丈夫」と口頭合意のみで着手金15万円を支払った後、担当者との連絡が途絶。ドメインとサーバーの管理権限も制作会社側が保有していたため、他社への移行も困難になりました。法的な対応も口頭合意では証拠が残らず難航。最終的に着手金は回収できず、作り直しのコストが追加発生しました。
チェックすべき質問: 「正式な契約書と仕様書を発行してもらえますか?」「ドメイン・サーバーの管理権限は誰が持ちますか?」
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ホームページ制作会社を選ぶ5つのチェックポイントとは?
確認すべき5項目は「制作実績・運用サポート・費用の透明性・契約書の有無・更新方法」です。各項目について「はい/いいえ」で答えられる質問を事前に準備しておくと、複数社の比較がスムーズになります。
チェックポイント①:自社と近い業種・規模の制作実績はあるか?
制作会社のポートフォリオを確認し、自社と同業種・同規模のサイト制作実績があるかを確認してください。飲食店向けのHPを多く手掛けた会社に士業事務所のHPを依頼すると、必要な「実績訴求・信頼性の演出」が弱くなるケースがあります。近い業種の事例が最低1件以上あることを選定基準にしてください。
チェックポイント②:公開後の運用サポート体制はあるか?
HPは公開後もメンテナンスが必要です。WordPressのプラグイン更新・スマートフォン表示の崩れ対応・SSL証明書の更新など、専門的な作業が定期的に発生します。月額保守費の有無・更新代行の対応範囲・問い合わせ対応時間を事前に確認し、「作って終わり」の会社を避けることが重要です。
チェックポイント③:費用の内訳が明確か?
「制作費〇〇万円」という総額だけでなく、ドメイン・サーバー費用・SSL証明書・CMSライセンスが含まれているかどうかを見積書で確認してください。初期費用が安く見えても、これらが別途請求になると1年目から予算オーバーになることがあります。5年間のトータルコストで比較することが重要です。
チェックポイント④:正式な契約書・制作仕様書を発行してくれるか?
制作会社から「制作範囲・ページ数・機能・納期・支払い条件を明記した契約書」と「仕様書」の発行を必ず求めてください。これを拒む制作会社や「口頭合意で大丈夫」という会社との取引は避けることを強くおすすめします。知人の紹介であっても例外はありません。
チェックポイント⑤:自社スタッフが更新できる仕組みか?
納品後にテキストや画像を「自社のスタッフが自分で更新できるか」を確認してください。WordPressなど汎用CMSであれば、PCに慣れている方なら研修1〜2時間で基本更新が可能です。独自システムの場合は変更のたびに追加費用が発生するリスクがあります。
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「安い」だけで選んでしまう前に確認すべきことは何ですか?
制作費が安くても「保守費・更新費・追加機能費」が積み上がり、5年トータルで割高になるケースが多くあります。格安制作会社を選ぶ際は「5年間の維持費の見積もり」を必ず取り、初期費だけで判断しないことが重要です。
たとえば初期費30万円・月額保守1万円のプランは、5年間で90万円の支出になります。一方、初期費9.8万円・月額保守0円のプランでは5年間で9.8万円のみ。制作クオリティや対応範囲の違いを考慮しつつ、「何が含まれているか」を揃えて比較することが後悔しない選び方の基本です。
[→ 月額制 vs 一括制作 費用の5年比較はこちら](#)
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inankl が選ばれる理由は何ですか?
inankl の「ネット看板」は初期費9.8万円・月額保守0円で、WordPressベースの更新しやすいHPを提供します。問い合わせ動線の設計・SEO基本設定・スマートフォン対応が標準仕様に含まれており、上記5つのチェックポイントをすべて満たしています。
さらに公開後もSEO状況の定期確認と改善提案を行う「デジタル伴走」スタイルで、「作って終わり」にならない関係を提供しています。正式な契約書・仕様書の発行も標準対応です。
[→ inankl のホームページ制作サービス詳細はこちら](/sapporo-homepage/)
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よくある質問(FAQ)
小さな制作会社と大手どちらが安心ですか?
規模よりも「担当者が変わらないか」「公開後のサポート体制があるか」で判断してください。大手は倒産リスクが低い一方、担当者交代や対応の遅さが課題になることも。小さな会社は代表者が直接対応するため意思決定が早く、長期的なパートナーになりやすい面があります。実績件数と連絡体制の確認が最も重要です。
見積もりは何社に依頼すればいいですか?
3社が目安です。1社だと比較軸がなく、5社以上になると選択疲れが起きます。見積もり依頼時は「ページ数・機能・納期・保守費用の有無」を統一した条件で提示することで、適切な比較が可能になります。条件を揃えずに価格だけ比較すると「含まれている内容が全然違う」という事態になりがちです。
制作費用の相場はどれくらいですか?
札幌の中小企業向けHPは、5〜10ページの小規模サイトで30〜80万円が一般的な相場です。格安プランは9.8万円〜、ブランド重視のフルカスタムは100万円超になるケースもあります。[→ 費用相場の詳細はこちら](#)
制作会社を選ぶ際にSEO対策は考慮した方がいいですか?
必ず考慮してください。SEOを意識せずに制作すると、公開後に上位表示されず問い合わせがゼロという状態が続きます。制作会社にSEO対応が含まれているか、具体的には「タイトルタグ・メタディスクリプション・画像のalt属性・ページ表示速度の最適化」が仕様に入っているかを確認してください。
→ [inankl に相談する](https://inankl.co.jp/contact/)
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この記事はinankl株式会社の支援現場での実体験をもとに作成しています。
著者: 石井 伶旺(いしい れおう)/ inankl株式会社 取締役CTO
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