Google Workspace 導入事例3選──札幌の中小企業が月30時間を削減した方法
Google Workspaceの導入を検討しているなら、同じ北海道の中小企業がどう変わったかを参考にしてください。製造業・サービス業・小売業の3事例と導入後の具体的な変化を解説します。[業務の棚卸しから始めたい方はこちら(記事D)](/gyomu-kaizen/seisansei-koujou-houhou/)
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Google Workspaceとは?中小企業が選ぶ理由とは?
Google Workspaceは、Gmail・Googleドライブ・Googleカレンダー・Google Meetを一つに統合したビジネス向けクラウドサービスです。バラバラになりがちなメール・ファイル管理・日程調整・会議を一元化でき、Business Starterプランなら月額680円/ユーザー(税別)から利用できます。
| 日常の課題 | 対応ツール | 解決できること |
|---|---|---|
| メールが個人アカウントと混在 | Gmail(ビジネスドメイン) | 会社のアドレスで統一管理 |
| Excelを添付して送り合っている | Googleドライブ+スプレッドシート | 常に最新版をクラウドで共有 |
| 日程調整メールが何往復も | Googleカレンダー | 空き時間を見せ合って即決 |
| 外出先からファイルが見られない | Googleドライブ(スマホ対応) | どこからでもアクセス可能 |
Microsoft 365 Business Basic(月額899円/ユーザー)と比べても費用面での優位性があります。20名規模なら年間約5万円の差です。すでにGmailを使い慣れている場合、学習コストも低く抑えられます。
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Google Workspace 中小企業の導入事例①──製造業A社(15名)が月30時間を削減した方法とは?
製造業・従業員15名のA社は「紙の日報・点検表が山積みで管理できない」という課題を抱えていました。inanklの支援でGoogle Workspaceを導入し、月約30時間の業務削減を達成しました。
導入前: 日報・点検表は紙で提出→上司が手作業で集計。Excelをメール添付で送り合い「どれが最新版かわからない」状態が常態化。
取り組んだこと: 日報・点検表をGoogle Formsに移行しスプレッドシートで自動集計。社内書類をGoogleドライブで一元管理し、ファイルの添付メールを廃止しました。
導入後の変化: 月約30時間の業務削減(集計・転記・ファイル確認の時間が短縮)。紙書類がゼロになり、「最新ファイルはどこ?」という問い合わせもなくなりました。[書類デジタル化の実践手順はこちら(記事C)](/gyomu-kaizen/shorui-digitalization/)
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Google Workspace 中小企業の導入事例②──サービス業B社(8名)が日程調整を月10時間削減した方法とは?
従業員8名のサービス業B社の事例です。「うちくらいの規模にクラウドツールは大げさでは?」という不安をお持ちの方に参考にしていただける事例です。Googleカレンダー・Gmailの活用で月10時間の削減を実現しました。
導入前: お客様との打ち合わせ日程をメールで調整すると平均5〜6往復。外出中のスタッフへ「あのファイルを教えて」という電話が頻発。個人Gmailで業務連絡していたため、退職者のメール履歴が消えるリスクがありました。
取り組んだこと: 会社ドメインのGmailに統一し、Googleカレンダーでスタッフ全員のスケジュールを共有。スマホからGoogleドライブにアクセスできるよう設定しました。
導入後の変化: 日程調整のメールが5〜6回→1〜2回に。「ファイル確認の電話」がほぼゼロに。担当者が不在でもチーム全員がメール履歴を参照できるようになりました。
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Google Workspace 中小企業の導入事例③──小売業C社(20名)が在庫管理Excelの属人化を解消した方法とは?
小売業・従業員20名のC社が解消したのは、在庫管理の属人化です。「担当者だけが操作できるExcel」「Aさんが休むと在庫が確認できない」という状況は多くの中小企業に共通します。Googleスプレッドシートへの移行でこの属人化を段階的に解消しました。
導入前: 在庫管理Excelが担当者のパソコンにだけ保存されており、他のスタッフが参照できない。発注タイミングが感覚任せで、欠品・過剰発注が月2〜3回発生していました。
取り組んだこと: 在庫管理ExcelをGoogleスプレッドシートに移行し、Googleドライブで共有。発注基準をスプレッドシート上に明記し、担当者不在でも他スタッフが対応できるよう標準化しました。
導入後の変化: 「在庫を確認したい」という電話がほぼゼロに。欠品・過剰発注が大幅減少。担当者の休暇中も業務が止まらなくなりました。次のステップとして、スプレッドシートのAppSheetアプリ化を計画中です。
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導入後の次のステップ:AppSheetで自社専用アプリを作るとどうなる?
Google Workspaceを使い始めたら、次はスプレッドシートのデータをもとに自社専用アプリへ発展させる段階です。3段階のロードマップで考えると見通しが立てやすくなります。
STEP1 → Google Workspace導入:メール・ファイル・スケジュールをクラウドに集約(月額680円〜/ユーザー)
STEP2 → スプレッドシートで業務整理:在庫・日報・顧客情報を一元化し、誰でも最新データにアクセスできる状態に
STEP3 → AppSheetでアプリ化:スプレッドシートをもとにスマホ対応の社内アプリを作成(ノーコードで開発可能)
投資が積み上がるのがこのロードマップの強みです。STEP1のデータがSTEP2で活き、STEP2のスプレッドシートがSTEP3のアプリの土台になります。AppSheetの詳細は[こちら(記事B: kintone vs AppSheet比較)](/gyomu-kaizen/kintone-vs-appsheet/)をご参照ください。Google Workspace導入を含む業務改善支援の全体像は[業務改善支援ページ](/gyomu-kaizen/)でご確認いただけます。
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よくある質問(FAQ)
Microsoft Officeからの移行は大変ですか?
移行の手間は最小限に抑えられます。Google WorkspaceはExcel・Word・PowerPoint形式のファイルをそのまま開いて編集できます。複雑なマクロや特殊な書式は変換時に崩れることがあるため、重要なファイルは事前確認が必要です。inanklでは移行前のファイルチェックもサポートしています。
導入にどのくらいの期間と費用がかかりますか?
inanklの支援では最短2〜3週間で基本環境が整います。①現状ヒアリング→②環境構築・データ移行→③スタッフ向け説明という流れが標準です。Google Workspace本体の月額に加えてinanklのサポート費用が発生します。詳細は無料相談にてご確認ください。
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■ inankl の Google Workspace 導入支援に相談する
「何から始めれば良いかわからない」そんな方のために、inanklでは無料の初回相談を受け付けています。札幌・北海道の中小企業への支援実績をもとに、御社の状況に合わせた導入ステップをご提案します。
→ [無料相談はこちら](/contact/)
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この記事はinankl株式会社が北海道の中小企業オーナーに向けて作成しました。
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著者プロフィール
石井 玲央(いしい・れお)
inankl株式会社 代表。北海道の中小企業を対象に、HP制作・業務DX・AI導入を一気通貫で支援。「定着するまで伴走する」スタイルで、低コストで持続可能な仕組みを提案している。札幌・旭川・函館エリアで対面相談にも対応。